2011年 06月 08日
つづきです。 5月19日。 午前中はボランティア作業と、昔住んでいた住宅近くにある仮設住宅を見学させて頂きました。 奥に見えるのが、尚英中学校時代に野球をしていた町民グラウンド。立派になってます。。 思った以上に仮設住宅が整備されていたことに驚きました。 支援が少しですが進んでいることを感じます。 新地小学校横には、最新?のような仮設住宅も。 プライバシーに配慮した仮設も整備されてました。 その後、同級生と連絡を取り昼食。 南相馬市に用事があるとのことで、同行させて戴くことに。 問題の福島原発に近づくことになります! 新地~相馬市~南相馬市へと6号線を南下。 放射能の影響よりも、段々と変わっていく景色に言葉もありませんでした。 震災直後を想わせる、爪痕の数々。 海岸から2キロは離れてるでしょうか?周辺にはこんな風に船が横たわってます。 奇妙な光景です。 ここから先は市街地に入りましたが、写真はありません。 撮れる雰囲気ではないです。 被害は地震での物が殆んどで、津波の影響はありませんでしたが、とにかく静か。 車で走っているだけでも、もの凄く寂しさを感じます。 多くの市民が避難されているようです。 白い防護服を着た作業員が護送車に乗って南相馬市に帰ってくる状況を見て、強く原発を意識しました。 この先、20キロ圏内での状況、これからの復興、復旧は想像するのも難しいです。 同行者Eさんの用事も終わり、足早に相馬市へ戻ります。 車中、Eさんの「みんながんばってるんだよ」の何気ない一言が印象に残ってます。 それは解っている、、、筈でした、、、でも解って無かった。。 帰りは相馬市でも海沿いの状況も知りたかったので、少し遠回り。 新地町の瓦礫とは比較にならない程の相馬の瓦礫。 ここには新地町の象徴とも言うべき火力発電所があります。 雇用など、町の経済に深く係わっている事は言うまでもありません。 私自身も、父親が送電用の鉄塔会社に勤めていることから新地に転校してきた経緯もあります。 この発電所は来年早期の復旧に向けて、作業が進んでおります。 相馬市、南相馬市に比べ、新地は復旧も進んでますが、原発によるストレスを常に感じながら、意識しながらの生活は、本当に大変なものです。 では、どうすればいいのか?となると、正直何もできません。。 1日でも早く終息することを心から祈るばかりです。 視察を通して、無力を痛感した1日でした。 以上が新地での主な活動報告です。あとは繰り返し。 次回でこのタイトルは最後になります。 現地入りして感じたことを私なりに、まとめたいと思います。
by kannonnji
| 2011-06-08 08:37
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市民の皆さんより、大きな期待を貰い2位当選(当時29歳、香川県最年少議員)を果たすことができました。身近な議員として、市政報告や活動報告、意見交換をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 by kannonnji 最新の記事
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